indeed
ネット求人として「indeedを使ってみよう!」ということになりました。
以前、某広告会社にしか掲載していないはずの求人に、indeed経由で応募があったことがありまして。
そのとき聞いたのは、その広告会社とindeedとの契約で「案件が自動的にindeedにも載るようになっている」というハナシ。
あいかわらず、その広告会社は利用しているので「このうえindeedを利用しても案件がかぶるんじゃね?」と思い、あらためて訊いてみたら、「常に全案件が載るものでもなく、上位表示も金次第」という、なんとも頼りない返答。
その契約が何年続いてるのか知らないけど、indeed経由の応募が、後にも先にもその1回きりなところをみると、あまり期待しないほうが良いんじゃないですかね・・・
しかし、やると言ったらやるので、調べました。
* * * * *
◆「Indeed」とは?
求人サイトではなく、検索エンジンです。
求人サイトや企業の採用ページなどから、世の中の「求人情報」の所在だけを集めて、検索できるようにしているデータベースシステムです。
日本では月間約1000万人以上のユーザー。
正社員求人は70万件以上、アルバイト求人は90万件以上。
2012年にリクルートホールディングスが買収。
2016年からTVCMで知名度UP。
アカウント登録などは不要。
検索の表示順位は、ユーザーの検索履歴にマッチしたものが優先されます。
「求職者」は有利です。複数の求人サイトに登録したり、媒体を比べる必要がありません。
「企業」は不利です。金を積めば上位表示されるわけではありません。
◆求人情報を載せるには?
まずは求人情報がウェブページとしてネット上に公開されている必要があります。
【無料枠】は、費用がかからないぶん、露出の度合いも劣ります。
検索エンジンロボットが自社サイトの採用情報を読みとっていくのをじっと待つ『クローリング型』
これはちょっと、大手企業でもない限り勝手に来てくれるとは思えませんね・・・
アカウント開設して管理画面から登録していく『直接投稿型』
これもちょっと、1件ずつポチポチUPしても露出低いんじゃわりにあわない・・・
【有料枠】は、入札制の従量課金制。
クリック数に応じての課金なので、リスクは低め。
入札額や上限予算をリアルタイムで調整して、露出をコントロールできます。
リスティング広告との違いは「キーワードに入札をつける」のではなく「求人案件に入札をつける」ところ。
パフォーマンスレポートも見られるようです。
じつは、自社で運用しても、代理店に頼んでも、請求の金額は変わりません。
代理店運用であれば、自社ホームページの採用情報へリンクさせることも可能なので、代理店利用がオススメだそうです。
* * * * *
そして当社では、かねてより自社サイトとリンクしている求人サイトに『代理店運用』をお願いすることになったようです。
indeedから「添付したトラッキングコードをサンクスページのbody内に貼ってねv」というメールがきて、求人サイトに転送していました。
・・・なるほど。
そういえば、埋め込みましたね、トラッキングコード。
アナリティクスだか何だかのトラッキングコード。
自分サイトすべてにトラッキングコード。
これで解析が見られるようになるんですもんね、トラッキングコード。
こんなところで、あの「三種の神器」とのバトルで得た知識が役に立つとは・・・何でもやっておくもんだ!