「ウェブサイトに動画をのせたい」というのは、クライアントにしてみれば、ごく自然な要望だと思う。

最終的に「ウェブサイト」に動画を表示させる方法は２つ。

　1. videoタグで動画ファイルをアップロードして読み込む
　2. iframeタグでYouTubeなどの動画サイトから読み込む

どちらもHTML作業にはなるが、作業自体は簡単。

クライアントは、動画を「直接使う」か「YouTubeを介す」か、選ぶ必要がある。

クライアントが自分でUPできないか模索してみた

クライアントが「HTMLはいじれない、制作には頼りたくない、自分で撮影してアップしたい」と言う可能性がある。
WordPressで「記事を書くとき画像の代わりに動画を選ぶ」くらいがやっとかな～と思う。

というわけで、実験！

まずは、スマホで動画を撮り、そのままスマホから記事をアップしてみる。
ブラウザでコンパネにアクセスして記事を書くところまではOK。
しかし、メディアのアップロードで動画を選んでも、なぜかできない。
アップロードは始まる。時間がかかる。やっと終わったと思ってもメディアに動画はない。

スマホから直はダメだったので、PCに動画ファイルを移して、PCから記事をアップしてみる。
アップロードできた。メディアに追加された。記事にも挿入できた。
しかし、表示されたのは文字リンクだけで、クリックすると別ダブで動画が展開される。↓
IMG_5291

videoタグなら、普通に表示される。

でもこれ、クライアントには無理じゃね？

あと、CSSでサイズ調整やレスポンシブ対応しなきゃいけないのもmndksi

そして、最大のデメリットは「画像ファイルは重い」ということ。
いくらWPが20MBまでアップロードできますYO☆といっても、サイトにとっては2MBでも重い。
サーバー容量くうし、表示速度も落ちる。
クライアントが何分の動画を撮るかわからない以上、自前ファイルはリスク髙し。

世間一般ではYouTube推し

YouTubeなら、どうか。

自分でアップした動画でも、他人の動画でも、手順は同じ。
再生中に右クリック、埋め込みコードをコピペするだけ。

出た！けど、レスポンシブではない。
プラグイン「YouTube」を試してみる。
「Responsive Video Sizing」にチェックを入れただけでレスポンシブになった。
【参考】初心者でも簡単！WordPressに動画をアップロードする方法

これなら、クライアントでも出来そうじゃね？

問題は、YouTubeにチャンネルを持ち、動画を撮って編集して公開し、管理・運用してくのを、クライアントが自ら出来るか、かな。
公開されているものを表示したいページに出すのは簡単だけど、公開するまでが大変そう。

とりあえず「動画を表示する」方法は２つとも道筋が立った。
「直接使う」か「YouTubeを介す」かはクライアントに選んでもらうとして。

あとは「動画を用意する」だけだけど・・・
これは絶対クライアントタスクだと思う。
「撮った動画送るからイイ感じに編集してアップしといて」は勘弁してほしい。