よもやまチョモランマ

「ビジュアルヒエラルキー」と「バナーブラインドネス」

何気なく読んでいたユーザビリティに関する記事で、いくつかメモしておこうと思ったので書いておきます。

【参考】Webデザインで「やるべきこと」と「やってはいけないこと」

要約しますと・・・

【やるべきこと】
1. どんなデバイスでも同様の体験を提供する
2. 使いやすくわかりやすいナビゲーションをデザインする(シンプルに、わかりやすく、一貫性をもたせて)
3. 訪問済みリンクの色を変更する
4. 読みやすいページにする(ビジュアルヒエラルキー)
5. すべてのリンクをダブルチェックする
6. クリック可能な要素の見た目を統一する

【やってはいけないこと】
1. コンテンツの読み込みのせいでユーザーを待たせる(10秒が限度)
2. 新しいタブでリンクを開く
3. 過度な広告が見た目を損なってしまう「バナーブラインドネス」
4. スクロールをハイジャックする
5. 音が出る自動再生の動画
6. 美しさのためにユーザビリティを犠牲にする
7. テキストや広告を点滅させる

・・・外国の記事だからなのか、ちょっとまわりくどいですね。

この中で、自分がメモろうと思ったのは、2つ。

1.「ビジュアルヒエラルキー」という言葉。
重要性を知らせる要素の配置を上手にデザインしろということです。
ポイントをちゃんと伝えるって意外と難しいのよね。

2「バナーブラインドネス」という現象。
広告のように見える華美な画像はユーザーに無視されるということです。
がんばって画像作り込んでも逆効果ってことよね。

腑に落ちないものもありました。
「新しいタブでリンクを開くのはNG」
「ブラウザバックで戻れないから」という理由はごもっともだけど、ふつう戻るか?

わたしは調べものをするときはPCが多いから、最初のページもそこから移った次のページもそのまた次のページも、変遷した類似記事はひととおり見返したいので、タブいっぱい出します。
あえて右クリックで「別タブで開く」くらいです。
だからこのサイトも、リンクは別タブ設定です。

ま、こんな些細なことでも、人によって様々ということで。